今回は、御客様の会社の社員食堂をもっと心休まる場所にしたいというご要望から
床の長尺シート(長尺シートとは、塩ビ系の床仕上材で長尺もの)
を木目のものに既存品の上貼り作業にてリニューアルする
お仕事を頂きました。
今回、気を付けた箇所としては、溶接箇所をできるだけ一直線にすることと、
本来であれば、全ての什器を撤去して行ったほうが良かったのですが、
それが不可能でしたので、残った什器の下の長尺シートの納めをいかに綺麗に仕上げるかという
2点でした。
~リフォームをお考えの方は、一度ご相談ください。~
BEFORE ⇒ AFTER
【工事前 BEFORE】
まず、最初に床の損傷が激しい箇所にパテ埋めをして床を平滑にしていきます。
その後、床に糊を塗布後、長尺シートを敷き詰めていきます。
その後、ローラーを使用して、糊と長尺シートを接着させていきます。
その後、長尺シートのジョイント部分には、溶接棒(左)と工具(右)を使用して、長尺シート同士を接着していきます。
今回は、巾木の交換もありましたので、既存の巾木を剥がして、新しい巾木を貼り付けていきました。
巾木とは住宅の壁・床の間を仕切る、木製または軟質ビニル製の見切り材です。 家の構造上、床と壁の連続面に歪(ひずみ)がある場合、クロスやクッションフロアの端に隙間ができたり、収まりが悪くなる場合が多々あります。 巾木を付けて壁と床を不連続にすることで、それぞれの建材の収まりが悪い部分を隠す効果があります。
【工事後 AFTER】
今回、気を付けさせていただいた点は、
①溶接棒の作業工程上、一直線にならないケースが多いのですが、出来るだけ一直線になるよう心掛けさせて頂きました。
②什器をどかさない箇所があったため、そこは、壁際まで貼ることができませんでしたので、出来るだけ見えにくい箇所、且つ、
長尺シートが剥がれにいくくなるところまでもっていき、そこに区切りをいれさせて頂きました。