家具の修復・張替
都内某ホテル 扉穴修理(メラミン増し貼り)
本日は扉の穴修理(メラミン貼り)をさせて頂きました。
穴修理はいろいろな修理方法がありますが、今回は丁番を簡単に外せるものだったため、引き取らせて頂きメラミンを増し張りしました。
(穴は片側だけですが、片面貼りだと反ってしまうため、両面から貼りました。)
このような場合、現場でやるよりもプレス機でしっかり圧をかける方が密着が良いため、可能な場合は持ち帰って修理しております。また、既存の化粧板はエンボス加工で凸凹な素材だったので、サンダーで下地調整してから糊付け、プレスしました。
午前に引き取り、午後には納品ができ、とても喜んで頂けました。
また、最後の写真は別の扉になりますが、丁番付近のキズのパテ埋め木目描きした画像になります。
ソファー張替 【ブリティッシュ スタイル】
先月、まだ雪残る福島県の施設内の椅子の張替をさせて頂きました。
こちらの施設が山の上にあるため、ふもとには雪がなかったのですが、施設周辺には多くの雪がありました。
【張替前のソファー】
こちらが今回、張替させて頂く3人掛け、2人掛け、1人掛けソファー、籐張り椅子です。
私たちが椅子を引き上げた際には、室内リフォームの真っ最中、
張替た椅子が、どんな場所に置かれるのか楽しみでした。
【張替後のソファー】
納期が短かったこともありますが、
そんな中、格子柄の生地でしたので、これを全て柄合わせするのが非常に大変でした。
そんな中、職人たちが頑張ってくれたお陰で非常に綺麗なソファーに生まれ変わり、
お客様にも喜んでいただけました。
喫茶店 椅子座面張替
今回、会社近くにある喫茶店の椅子を張替させて頂きました。
ウレタンも交換し、生まれ変わった椅子になり大変喜んでいただきました。
今回、座面の張替をさせて頂きましたが、籐(ラタン)家具の修理、新規製作も対応しております。
また、弊社では基本的に営業担当者が引取&納品させて頂いておりますが、
このご時世ですので、感染症対策としてマスクを着用させて頂いております。
また、撥水・防臭・抗菌効果のあるスプレーのサービスもしております。お気軽にご相談ください。
オフィスチェアクリーニング
この度、都内の某企業様より、事務所でご使用のオフィスチェアクリーニングのご依頼を頂き、作業をさせて頂きました。
台数は全部で60脚で、まずは10脚作業させて頂き、その結果をご覧頂いてご納得して頂いたのち、残りの50脚の作業を10脚ずつ入替にていたしました。
汚れは主に、背の上部及び座面の両サイドに集中いたしておりました。
ご使用の際に、一番手肌の触れる個所が汚れます。
通常、水と吸引のみで作業いたしますが、汚れの酷い個所は、害のない専用の洗剤を使用いたします。
今回も少量ではございますが、使用いたしました。
画像でも結果は一目瞭然ですので、ご覧ください。
作業前
作業後
汚れも臭気も取れ生地も明るくなり、お客様にもお喜びいただきました。
汚れの度合いや、生地の程度で金額の変動もございますが、小ロットでも対応いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
籐椅子について
今回は籐の椅子について簡単にご説明させていただきます。
まず、籐の椅子には【手編み】と【籐シート張り】があります。
籐シート張りは、基本的には三分籠目、五分籠目、四つ目の3種類があり、
既定の形状に編んでシート状につくられたものから切り取って張る方法です。
手編み仕上げは一本一本全て手作業になり、手間と時間がとてもかかるため籐シート張りよりも金額がとても高くなります。
※手編みの価格が予算的に難しい場合は、籐シート仕様に変更することも可能です。(形状的に難しいものもございます。)
籐シート張りと手編みの違いは下の写真を参考にして頂ければと思います。
また、籐は塗装をしない方が経年劣化に強いのですが、籐自体の色が生成り色のため、多くのお客様はフレームの色に合わせて塗装を希望されることが多いです。
~弊社では籐シート張りも手編み仕上げもも両方承っているので、ぜひお気軽にご連絡ください~
下の写真は違いを分かりやすいように細部のアップ写真となります。
籐シートは5mm巾程度の溝にタッカーで打ち込み、ひも状の籐で溝を埋めます。そのため裏面は特に加工はされていませんので写真は割愛しております。
手編みの場合、写真の通り正面と背裏に編み込むようにするため、背裏にも加工の跡があります。
また、手編み場合、背裏加工の見え掛かりを籐の皮でフタをして隠してしまうこともあります。
張り替え、編み替えをご検討の際に少しでも参考になれば幸いです。
1Pチェア溶接補修
個人のお客様からのご依頼で椅子の溶接補修をさせていただきました。
まず始めに被せている革を外します。(お客様に外していただきました。)
溶接中に火花が飛んで革が傷つかないように必要な作業となります。
革を外してから座面と後ろ脚の付け根の部分を溶接します。
溶接前
溶接後
完成
革を被せて完成となります。
英語対応での家具修理
今回の依頼は、米軍基地に住むアメリカのご家庭からの家具修理の御依頼。
英語で対応できる家具屋(重要ポイント:工場を持ってる)が都内にはないみたいで、
外国のかたからの御依頼は良くございます。
また、今回の御客様は、アメリカのほうに1週間後に帰国されるということで
それまでに直して欲しいということでした。
1つずつ見ていきます。
①≪棚 / 塗装修理≫
ポイントとしては、上部にあるようなキズを残して、アンティーク感は保ちながら、
側面の色と他の色がだいぶ色が異なっているため、側面の色にあわせて塗装したい。
上記写真のように出来上がりました。
② ≪サイドチェスト / 脚修理≫
脚が外れてしまったということで、脚を取付させて頂きました。
③ ≪収納箱 / 蝶番の修理&塗装≫
上の写真の収納箱は、蝶番と塗装を修理させて頂きました。
こちらも、①の同様に色を調整して、キズはあえて残しながら塗装させて頂きました。
全ての修理を御客様の希望納期で、そして、御客様の期待以上の品質で納品させて頂き、
御客様からは、『THANK YOU SO MUCH. I REALLY APPRECIATE IT』
というお言葉を頂きました。
ホテル 椅子 木部修理
今回は、御客様のテラス家具の後ろ足が壊れてしまったので、
弊社工場にて、脚部分製作&塗装をさせて頂きました。
御客様からの要望は、1本のみだったのですが、
修理中、もう1本の後ろ足も危ないのが分かったため、こちらはサービスにて
修理させて頂きました。
SOFA 張替
今回は、SOFA を張替えさせて頂きました。
【張替前】
【張替後】