家具の修復・張替
テーブル 塗装修理(鏡面仕上げ)
今回は、レストランのテーブルの鏡面塗装修理をさせて頂きました。
鏡面塗装は、スーパーブランドの店内什器や高級マンション・高級住宅
の特注家具などに使われています。
いわば木工塗装の最高ランク、塗装の王様です。
鏡面塗装の特徴は、平面の滑らかさとその輝き、
手触りの重厚さです。
この塗装は、材料の特質・気温・湿度などに合わせて、
塗膜の厚さを調節し吹き付けます。
乾燥後、塗膜の厚さや硬さを見極めながらサンドペーパーの
目の粗さを段階的に変えて磨きをかけると
塗膜の表面の凹凸がなくなり鏡のような光沢が生まれます。
塗膜の厚さが0.3~0.5mm程になるまで磨き上げます。
習得に十数年はかかる難易度の高い技術です。
【塗装前】 ※塗装前の状態は、天板表面・木口部分も含めて多くの打痕がありました。
【塗装後】
個人邸 座面張替え&籐張替え&塗装
今回は、個人の御客様からのご依頼で
DREXEL HERITAGE (ドレクセル ヘリテージ)の椅子の
座面張替え&背もたれの籐の張り替え&塗装&座布団製作&脚端の交換をさせて頂きました。
脚端とは、床を傷つけないように椅子の脚の先端に取り付けるものですが、
通常のホームセンターで販売されてるものは、見た目も悪く
耐久性も良くないので、今回は、業務用のものを取付させて頂きました。
座布団は、ご家族の中で座られる方によって、座面が低く座りにくいとのことでしたので
硬めのウレタンを使用して作成させて頂きました。
また、修理中は、弊社からレンタルの椅子を貸し出させて頂きました。
品物が非常に良いだけに大変直しがいのある椅子で、
結果、お客様にも喜んで頂けて大変良かったです。
次回は、テーブルの塗装を検討して頂けるとのことでしたので
心からお待ちしております。
【張替え前】
【籐張替え後】
※本来籐は、このような色をしており、塗装を施さない方が強度は保たれるのですが、
ほとんどの御客様が、フレームにあわせて塗装を希望され、今回も、籐部分を
フレームとあわせて塗装させて頂きました。
【張替え後】
【座布団 新規製作】
【設置風景】
ラブソファー張替
個人邸様ラブソファーの張り替え及び、座ウレタン交換をさせて頂き納品いたしました。
本体の座下のウレタンも経年劣化をしていましたので、交換をして、
袴の芯材も横に二つに折れていたので交換。
背クッションは、アロン綿を足してボリューム感を出しました。
張地は、既存も花柄でしたが、色味を変えての張替です。
張替前
張替後
社長室家具修理
企業様の移転に伴い、社長室家具一式を張替修理及び、再塗装のご依頼を頂き、
先日納品設置させて頂きました。
まずは、社長が普段お使いのデスクを、天板剥離塗装その他傷の深い個所は、
パテ埋めをして、サンドペーパーで整え、再塗装を施しました。
作業前
作業後
センターテーブルは、傷があまり無く剥離は無しで再塗装で仕上げました。
作業前⇒作業後
ソファーセットは、張替前も本革仕様で余り傷みは無かったのですが、
張替後はより柔らかいスムースの本革にて、色味も少し明るくして張替を致しました。
また、中材を調整いたしまして、より張りの有る仕上がりとなっております。
張替前
張替後
お客様には、大変満足していただきました。
玄関用スツール張り替え
個人邸様の玄関用スツールの張り替えをさせて頂きました。
座面の中央部分が破れてしまい、ウレタンが飛び出してしまった状態でした。
張替前は、ファブリックでしたが、今回はビニールレザーへ変更いたしました。
張替前
張替後
チークダイニングテーブルの剥離、再塗装
今回はチーク材のダイニングテーブルの剥離、及び再塗装をさせて頂きました。
当初は厚い塗膜でコーティング感が出てしまう”ウレタン塗装”よりも、自然な風合いで仕上げられる”オイル塗装”が良いとのことでしたが、ダイニングテーブルは水に濡れたり汚れることも多いため、メンテナンス面でオイル塗装はオススメできず、ウレタン塗装で仕上げさせて頂きました。
なるべく塗装のコーティング感を出さないようにするため、ツヤの具合を調整しつつ塗膜は薄めにして仕上げております。
長年ご愛用されてきたテーブルのため、輪染みや擦り傷、経年の日焼けなどがありましたが、剥離をしてから塗装し直したことで綺麗な状態にして納めることができました。
オイルフィニッシュではありませんでしたが、仕上がりについてはお客様にも大変喜んで頂けました。
納めたときに喜んで頂けることは、担当としても大変うれしくやりがいを感じる瞬間です!
ダイニングチェア座面張替及び木部塗装
今回は個人邸のダイニングチェアの座面張替と
木部の塗装をさせて頂きました。
座面はウレタンがへたっていたので交換させて頂きました。
before→after
完成
安楽椅子張替 ~肘部分手縫い~
今回は、某外資系ホテル様の椅子を張替させて頂きました。
肘部分が手縫いになっており、下手な職人が施すと
手縫い箇所が、直線にならずに汚らしくなってしまうのですが
弊社の職人が施すと見違えるように綺麗になりました。
難しい椅子こそ、弊社の技がさえ、弊社の良さが引き立つと思います。
【張替前】
【張替後】
【手縫い箇所】
ワゴン塗装直し
某ホテルのワゴンの塗装をさせて頂きました。
傷や凹みがとても多かったので、パテで平らにしてから
塗装を行いました。
お客様にはとても喜んで頂けました。
before→after
before→after